今年一杯で閉鎖になる(のが回避された?)らしいNTT ICC@初台に行って来た。
大学院時代に行って以来、かれこれ5年ぶりくらいかなあ。
当時より、展示場所も縮小され、常設展もなくなり、なんかこじんまりしちゃった感じ。
いかにももうすぐ閉じちゃいますよ、という感が漂ってるような。
で、企画展なんですが、「アート&テクノロジーの過去と未来」ちうだけあって、メディアアート
の歴史が並べられてるという、非常に価値のある展示らしい。
まあ、個人的な意見なんですが、歴史的な価値はさておき、メディアアートというのはある意
味その表現手法(=テクノロジー)自体に価値を見出すということが一つ存在意義としてあるわ
けで、その表現結果自体に普遍的なアート性があるかというと、それは必ずしも当てはまらな
いのかなと。
つまり、その当時の技術を使ってかなり頑張って表現しなきゃいけなかったことが、今はCGで
簡単にできてしまったりするわけで、そういうものに鑑賞者がアートとしての価値を見出せるか
というと、それ以外の興味の方向軸(どういう技術を使ったのか? )ということをちゃんと展示で
解説してもらわないと、広く興味を引くのは難しいのかなと。
もちろん、メディアアートであっても、アートとして優れているものはあると思うのだけれども。
今回の展示がそれに当てはまるか、といわれるとそうでもなかった、といわざるを得ないかな。
まあ、でもICC的コンセプトの美術館は是非なんらかの形で残ってほしいものです。